デリックローズというすごい選手!怪我を乗り越えて進化を続けるスーパースター
NBAにデリックローズという選手がいます。
シカゴブルズというチームにドラフト1位で指名されて、低迷していたシカゴブルズを見事に立て直し、史上最年少でMVPを受賞(当時22歳)したすごい選手。
彼の持ち味といえば、爆発的なクイックネスで相手を抜き去りゴール下まで切り込んでヘルプディフェンスが来ようがフィニッシュまで持っていけるフィジカルの強さとジャンプ力!
191センチとNBAの中では決して大きくない部類でしたが、彼についていける選手はいないんじゃないかと思うほどのクロスオーバーと一歩目の速さが群を抜いていました!
誰もが羨むキャリアを歩んでいくと思われた矢先、膝に大怪我を負ってしまい、そこから怪我を重ねていき徐々に第一線から離れていきました。
この怪我について僕が感じたのは、彼の爆発的なスピードを出す筋力に関節や腱がついていけなくなったのではないのかということ。
大きな怪我を克服して復帰するのですが、その後も怪我を重ねてしまい、全盛期のスピードは失われ、チームも転々と変わっていき、無断で練習を休んだりするなどの問題行動を取るようになって、精神的にもかなり追い詰められていた時期がありました。
デリックローズはもうこれまでかと思われていましたが、2018年10月31日のジャズ戦でキャリアハイの50得点を記録。最高のパフォーマンスを披露してくれました。
怪我をしてからジャンプ力やスピードはどうしても全盛期に比べると見劣りしますが、苦手だったアウトサイドのシュートを猛練習の末克服してシュート成功率が大幅にアップさせました。
ゲーム後に彼が口にしたのは「必死に努力してきた結果。みんなのためにプレーしたいんだ」というコメントから分かるように、プレースタイルを大幅に変更せざるをえない状況でも腐らずに努力を続けてきたローズ。
今までのローズはフランチャイズプレーヤーとしてチームを第一線で引っ張り、自分のプレーで勝負を決めてやるという意気込みのようなものを感じました。
ですが、現在のローズを見てると、あくまで僕の意見なのですがプレーにも気持ちにも余裕を感じます。
バスケを楽しんでいるような感じ。
そして、今のローズの目標は「シックスマン賞を受賞したい」というコメントから分かるように、チームの力になるなら今自分ができることを精一杯やる!という気持ちでプレーを続けています。
人間的にもバスケのプレーヤーとしても尊敬できるローズを僕は大好きになりました。
僕はこれからもデリックローズを応援します!頑張れローズ!!